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レパントを解放軍に!銘刀キリンジ強奪計画!【幻想水滸伝】

銘刀キリンジ強奪計画!レパントは解放軍に加わる?【幻想水滸伝】

湖面に映る古城の影が、次なる戦いの予感を告げていた。
風が水面を撫でるたび、新しい仲間への期待が胸を高鳴らせる。

トラン湖の本拠地を手に入れた解放軍に、マッシュが重要な進言を行う。
108星を集めるための第一歩は、コウアンという町に住む男性との出会いから始まった。

皆さん、こんにちは。
幻想水滸伝の深い魅力を日々探求しているバグピクです。

バグピク

マッシュの読み通り、レパントは解放軍に欠かせない仲間になるのだ!

本記事では、マッシュの進言によるコウアン行きから、レパント邸での銘刀キリンジ奪取までを綴ります。

仲間を想う愛情と、正義への決意。

レパントの心境変化と、彼を支える仲間たちの絆が織りなす、新解放軍加入エピソードをお届けします。

石造りの宿屋の一室で、グレミオがベッドのそばに立ち、坊ちゃんに出発の準備を促している場面。壁のランプが淡く灯る中、彼は「支度ができたらマッシュのもとへ行こう」と語り、コウアンでのレパント勧誘作戦の始まりを示す。忠誠心と穏やかな決意が感じられるシーン。
支度を整え出発の準備
目次

シーン概要:策士マッシュの眼力と、愛に縛られたレパントの苦悩

ドラゴンゾンビの咆哮が消え、静寂を取り戻したトラン湖の本拠地。

石造りの広間に響くのは、マッシュの落ち着いた声だった。
「コウアンの町にレパントという男がいます。彼を仲間に引き入れましょう。必ずや、役に立つはずです。」

その言葉に込められた確信が、解放軍の新たな運命を切り開こうとしている。

コウアンの町に到着した坊ちゃんが、町人と会話する場面。瓦屋根の建物と土壁の街並みが広がる中、住民が「レパントさんのおかげで町が保たれている」と語る。整然とした中華風の町並みと、帝国支配下の緊張が同居する印象的な導入シーン。
レパントがいる町コウアンへ

本拠地を出て、カクから南へ向かった一行が足を踏み入れたコウアンの町。
石畳に響く足音とともに聞こえてくるのは、住民たちの不安に満ちた囁き声だった。

「ここ、コウアンの町は、レパントさんのおかげでもっているんだ。それなのに、あの新任の軍政官め」

「レパントさんも最近はすっかり門を閉ざして、だれにも会ってくれないんだ」

新任でやってきた帝国の軍政官は、何故か評判が悪い様子・・・。

レパント邸の門前で、執事ジョバンニが坊ちゃんに頭を下げているシーン。瓦屋根の屋敷と塀に囲まれた中庭を背景に、彼は「主人は忙しくお会いできません」と告げる。コウアンの秩序を象徴する格式高い屋敷の雰囲気と、閉ざされた邸内の緊張感が伝わる場面。
屋敷を守る忠実な従者ジョバンニ

町の有力者と噂されるレパントに会おうと邸宅を訪れるも、執事ジョバンニの冷たい応対が待っていた。

「申し訳ありません。主人のレパントは忙しくてお会いになれません」
「いいかげんにしてください。帰った、帰った!塩を撒きますよ!」

その必死さの裏に、何か深い事情が隠されているようだった。

宿屋の一室で、坊ちゃん一行が情報屋クリンから話を聞く場面。木のテーブルと料理皿が並ぶ部屋で、クリンが「レパントには大切にしている二つのものがある」と語る。妻アイリーンと名刀キリンジの存在が、この先の物語と人間ドラマを左右する鍵となる。
レパントの大切なもの

そこに現れたのが、町の情報通を名乗る男・クリン。

「ようしきた。ここじゃ場所が悪い。宿に部屋をとろうぜ」
宿の個室で明かされたのは、レパントの心を動かす秘策だった。

「レパントには大事にしているものが二つある。一つは、妻のアイリーン。もう一つが、銘刀キリンジさ」

コウアンの町のレパント邸前で、クリンが坊ちゃんに任務を託す場面。屋敷の門と庭木が映える中、クリンは「ここから先はお前たちの仕事だ」と言い残す。町の人々の信頼を集める情報屋としての役目を終え、若き指導者・坊ちゃんへとバトンを渡す象徴的な瞬間。
クリンの案内でレパント邸の中へ

クリンの策に従い、屋根からレパント邸に忍び込む坊ちゃんたち一行。
邸内に待ち受けていたのは、巧妙なからくり仕掛けの数々。

からくり人形の視線を避けながら進む緊張感、ルーレットが回る音に心臓の鼓動が重なる。
そして奥の部屋で、ついに手にした銘刀キリンジの重み。

からくり仕掛けのレパント邸の中で、赤い帽子をかぶったからくり師ジュッポが坊ちゃんたちに話しかけるシーン。木造の廊下と灯りの明かりが落ち着く中、彼は軽口を叩きながらも好奇心を隠せない様子。コミカルな登場ながら、この出会いが後の戦いに重要な縁をもたらす。
からくり師ジュッポ登場

レパントの苦悩と想い

そして迎えた、運命の対峙。
キリンジを盗まれたレパントが宿屋に現れた時、その瞳に宿っていたのは怒りではなく、深い悲しみだった。

「私の身が私一人の物なら喜んで力を貸したのですが・・・今はそういう訳にいかないのです。」

愛する家族を守るために、正義から身を引く男の心。
このあと、アイリーンが軍政官に連れていかれたことをジョバンニが伝えにくるのだが──。

宿屋の一室で、レパントがベッドに腰掛けながら坊ちゃんたちに語りかける場面。背後には妻アイリーンの姿もあり、暖かな照明の下で彼は「今の暮らしを捨てたくない」と語る。かつての勇将が家庭を守るために葛藤する姿が、静かな緊張感と哀愁を漂わせる名シーン。
迷う男レパントの決意

心に残ったセリフ

「コウアンの町にレパントという男がいます。彼を仲間に引き入れましょう。必ずや、役に立つはずです。」
― マッシュ

解放軍参謀マッシュが城内の会議室で坊ちゃんに指示を出しているシーン。松明が揺らめく石造りの部屋で、マッシュがコウアンの町にいるレパントを仲間に迎えるよう進言し、物語が新たな展開を迎える重要な会話となっている。
マッシュが指示を出す場面

「俺は あの日の選択を間違っていたとは思わない。今でも、正しかったと思う。」
― パーン

パーンが仲間の前で「あの日の選択は間違っていなかった」とどこか悩んでいた様子で語る、宿屋の再会シーン。
自身の行動と信念の狭間で悩んでいたパーン

「覚悟はできてます。あなたと 夫婦の縁を結んだ時から。」
― アイリーン

アイリーンが宿屋の壁際でレパントと向き合い、「夫婦の縁を結んだ時から覚悟はできてます」と伝える感動の場面。
アイリーンが静かに語る覚悟

印象に残る3つのポイント

1. 屋敷のからくり師ジュッポ

ジュッポは邸内の仕掛けを作った張本人。
彼の軽口の裏には、戦乱を“遊び”に変えてしまう天才的な生き方がある。

からくり仕掛けのレパント邸の中で、赤い帽子をかぶったからくり師ジュッポが坊ちゃんたちに話しかけるシーン。木造の廊下と灯りの明かりが落ち着く中、彼は軽口を叩きながらも好奇心を隠せない様子。コミカルな登場ながら、この出会いが後の戦いに重要な縁をもたらす。
からくり師ジュッポ登場

2. 再び現れる軍政官クレイズ

かつての権力を失いながらも、なお下卑た笑みを浮かべる姿に、誰もが「またこいつか」と呟く。

クレイズが宿屋の一室で坊ちゃんを前に逆恨みをぶちまけ、「おまえのせいで私はこんな田舎に追いやられたのだ」と叫ぶ緊張の対峙シーン。
クレイズはグレッグミンスターから左遷されていた?

3. 坊ちゃん、かつての上官との決別

クレイズの傲慢な言葉を前に、坊ちゃんはついに感情を露わにする。
恩義と正義の狭間で揺れていた少年が、解放軍の一員としての覚悟を示した瞬間。

上官のクレイズに「おまえだけは許さない」と選択肢を突きつける坊ちゃん。
卑劣な行動を取るクレイズに怒る坊ちゃん

Q&A

レパントはなぜ最初、解放軍の誘いを断ったのですか?

妻のアイリーンを危険にさらしたくなかったからです。
「私の身が私一人の物なら喜んで力を貸したのですが」という言葉からも、家族への深い愛情が分かります。

銘刀キリンジを盗む必要があったのはなぜですか?

レパントが誰とも会おうとしなかったためです。
クリンの策により、大切な家宝を盗まれることで否応なしにレパントを行動させる必要がありました。

ジョバンニはなぜあんなに必死だったのですか?

主人レパントへの深い忠誠心からです。
アイリーンが連れ去られた時の「だんなさまーーっ!!!!」という叫び声に、その想いが込められています。

連れ去られたアイリーンを救え!そこでまさかの再会・・・

軍政官庁では、レパントの妻アイリーンが帝国の軍政官クレイズに連れ去られていた。
権力を笠に着た彼の振る舞いは冷酷そのもので、見る者の怒りを誘う。

クレイズは坊ちゃんたちを始末する為、ある男を呼び出す。
それは、かつて坊ちゃんと共に戦ったパーンだった・・・。

パーンが薄暗い部屋で苦悩する表情を浮かべ、仲間たちの前で自分の正義を語る場面。木の机と椅子が置かれた静かな部屋で、「心は痛むが、自分に正直に生きたい」と決意を示す感動的な瞬間。
苦悩の末、パーンも帝国を離れることに

彼は、テッドの居場所をクレイズへ密告してしまった罪を背負い、苦悩の面持ちで立っていた。
だが彼は裏切りを悔い、鍛え上げた自慢の拳をかざしクレイズを退ける。

かくして、アイリーンの救出とともにレパント夫妻、そしてパーンが再び仲間として解放軍に加わるのだった。

レパントが坊ちゃんに向かい、「私の力を解放軍のために使わせてください」と誓いを立てる場面。
「私の力、解放軍のために」―レパントの再決意

次章へのささやき

コウアンでの出来事を胸に、解放軍は次なる仲間を求めて旅立つ準備を整えていた。

マッシュの確かな眼力で選ばれた仲間たちが、少しずつ本拠地に集い始めている。
レパントの加入で戦力は確実に向上し、パーンの拳術も心強い。

そして風の便りに聞こえてくるのは、各地に散らばる108星の仲間たちの声。

次はどんな出会いが待っているのか──
期待に胸を躍らせながら、古城の窓から湖面を見つめる坊ちゃんの眼差しに、決意の光が宿っていた。

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