テッドが庇ってくれたことにより、調理場の裏口からテオ邸を脱出した坊ちゃんたち。
雨に打たれながら、帝国兵の目を逃れてマリーの宿へと駆け込みます。
しかし、束の間の安息も長くは続かず、再び追っ手に発見されてしまう──。
皆さん、こんにちは。
ここが好きすぎるGAMEシーン案内役のバグピクです。

幻想水滸伝屈指の名キャラ、ビクトール初登場!
食い逃げ常習犯かと思いきや、実は頼もしい兄貴分。
絶体絶命のピンチを救ってくれるビクトールに、多くのファンが心を奪われたことだと思います。(多分・・・)
このあと、マリーの宿での一夜から、レナンカンプへの旅立ちまでを詳しく見ていきましょう。


シーン概要:絶望から希望へ、運命を変えた食い逃げ男
テッドの犠牲により、何とかテオ邸から脱出した坊ちゃんたち。
雨に濡れながら辿り着いたのは、グレッグミンスターにあるマリーの宿でした。


マリー「まったくなにがあったんだい?帝国の兵士たちは走り回っているし あんたらは濡れねずみで逃げて来るし。」
事情を話すことはできませんが、マリーの温かい心遣いに救われる坊ちゃんたち。 しかし、束の間の安息も長くは続きませんでした。


翌日、宿の中を歩いていると帝国兵に見つかってしまいます。 「おまえの顔どこかで見覚えがあるような・・」 絶体絶命のピンチに陥った時、突然現れた一人の男。
ビクトール「はい、はい、はい、はい そこまでにしときなよニイチャン。」


食い逃げを疑われていたこの男が、まさか坊ちゃんたちの救世主になるとは誰も予想していませんでした。
巧妙な話術で帝国兵を煙に巻き、坊ちゃんたちを危機から救ったビクトール。 グレミオの財布をスリ取ってワイロに使うという大胆さで、城門からの脱出を成功させます。


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今回紹介するゲームシーンを深掘り



絶望から希望へ、そして新たな出会いへ!
幻想水滸伝の物語が大きく動き出す重要な転換点なのだ!!
心に残ったセリフ
「まあいいさ。話せないワケがあるんだろう。大丈夫、しばらくはここにいな。宿代はツケにしといてあげるよ。」
― マリー


「なあに、簡単 簡単。ちょいとばかし ワイロを掴ませたのさ。帝国軍も、弱者には強いが、金には弱い。」
― ビクトール


「ああーーーーっ!サイフ!!いつの間に!」
― グレミオ


印象に残る3つのポイント
1. マリーの無償の優しさと人情
事情を詮索せず、困っている人を助けるマリーの人柄。
「話せないワケがあるんだろう」と察して、宿代をツケにしてくれる温かさ。 この時の恩義が、後の物語で大きな意味を持つことになります。


2. ビクトールの圧倒的な存在感と頼もしさ
食い逃げ常習犯かと思いきや、実は帝国軍の腐敗を熟知した策士。
グレミオの財布をスリ取ってワイロに使うという大胆さと、「この手のことは慣れてる」という頼もしさ。 一瞬で状況を把握し、最適解を導き出す能力の高さが光ります。


3. 帝国軍の腐敗と現実の厳しさ
「帝国軍も、弱者には強いが、金には弱い」というビクトールの言葉が示す現実。
理想と現実のギャップ、権力の腐敗という重いテーマを、軽妙な会話の中に織り込んでいる。 この現実が、坊ちゃんの価値観を大きく揺さぶることになります。


Q&A
- ビクトールはなぜ坊ちゃんたちを助けたの?
-
表面的には食い逃げの口実として利用しましたが、実際は坊ちゃんたちに何らかの価値を見出していたようです。「この手のことは慣れてる」という言葉からも、単なる偶然ではないことが伺えます。
- マリーはなぜあんなに親切なの?
-
マリーは根っからの人情家で、困っている人を見捨てられない性格です。事情を詮索せずに助けてくれる彼女の優しさが、坊ちゃんたちにとって大きな支えとなりました。
- グレミオの財布をスリ取ったのはいつ?
-
宿で助けてもらった時です。ビクトールの手際の良さと、グレミオの人の良さが対比的に描かれています。「今度はきちんとしまっときな」と返すあたりも、ビクトールらしい茶目っ気です。


故郷との別れ──レナンカンプへの旅路
城門での緊張の脱出劇を経て、ようやくグレッグミンスターを後にした坊ちゃんたち。
ビクトール「ようし、こんなところ、とっととおさらばしようぜ。レナンカンプは南へ行けばすぐだ。」


長年住み慣れた帝都を離れ、未知の土地へと向かう坊ちゃん。 テッドとの別れ、そして新たな出会い。 この旅路は、坊ちゃんにとって少年から青年への成長の第一歩でもありました。
グレミオ「ビクトールの言う 会わせたい相手というのは誰のことなんですかね。あの男は どうも信用できませんけど。」


ビクトールが言う “会わせたい人” とは一体誰なのか。
坊ちゃんの運命は、この小さな町で大きく変わろうとしていました。


次章へのささやき
マリーの優しさ、ビクトールの頼もしさ。
絶望の淵にいた坊ちゃんたちに、新たな希望の光が差し込み始めました。
レナンカンプで坊ちゃんたちを待ち受ける “会わせたい人” とは一体誰なのでしょうか?
そもそも、ビクトールは一体何者なのか?
次回は、レナンカンプでの運命的な出会いと、解放軍との邂逅をお届けします。
テッドの想いを胸に、新たな仲間たちと歩む坊ちゃんの成長物語をお見逃しなく!

